『実践!まちおこし学』~あなたのアイデアが“まちおこし”になる~
なぜ、今“まちおこし”なのか?
それは、「自分の居心地の良い環境を作るため」だと私は思う。
田舎で生まれた人間も、都会で生まれた人間も、自分の生まれた土地が嫌いな人間は、そういない。だけど、田舎で生まれた人間の多くは、いろんなモノが揃っている都会に移住していく。

なぜか?

現実的な問題として、「仕事がない」「娯楽がない」「教育、医療などの設備が整っていない」など、移住を余儀なくされる問題が大きく立ちはだかっている。人生これからという若者が、都会で自分の力を試したい、そう思う気持ちも理解できる。ただ、それだけで本当にいいのだろうか?自分の生まれ育った“まち”を出るにあたり、失うものもたくさんある。「友人との別離」「自然に囲まれた生活」そして何より、「家族と離れた場所で暮らさなければならないこと」。本来であれば、捨てる必要のないものを失って、都会に出てくるのだ。

“まちおこし”を学び、そこで得た知恵を田舎に持ち帰り活用する。そして、その“まち”が活性化すれば、「地域格差社会」から「地域が独立し、それぞれに特色を持った社会」に変わる。そうなれば私たちは、自分の住み慣れた土地を離れなくても、十分に快適な生活を送ることができるかもしれない。

“まちおこし”を学んでいる方だけではなく、田舎を持つ全ての方に参加いただきたいワークショップです。
ワークショップ概要
『実践!まちおこし学』~あなたのアイデアが“まちおこし”になる~
千葉県富津市金谷に移住し、金谷の「まちおこし」に取り組んでいるNPO法人KANAYA BASE副代表 金子愛氏をお招きし、「まちおこし」とはどういうものなのか、どんなふうに“まち”を蘇らせていくのか、 その苦労や成功体験など、実際の取り組みの中からご紹介頂きます。
また、今回のワークショップでは、体験を語って頂くだけでなく、実際に金谷が今抱えている課題をテーマに、その解決策を参加者全員でディスカッションし、見出していきます。
皆で出した答えは、その後の「金谷まちおこし」の活動として実際に取り入れ、その後の経過を皆さんにシェアします。

今回の課題
●仕事がない
●若い人が出て行ってしまう(小学生が年々少なくなっている)
日程
otonanogakkou
日程お問合せください。
時間
場所
ワークショップ料金
必要なもの筆記用具
定員20名
講師のご紹介
講師:金子 愛
1986年茨城県大洗町のせんべいやの娘として産まれる。 法政大学人間環境学部卒。 卒業後、人材系企業に務めながら、 ツリーハウスビルダー養成講座2期生、パーマカルチャーデザインコースを受講。自然のすばらしさ、自然と人との関わり、 昔ながらの知恵の大切さ、 コミュニティの重要性などを学び、 幼い頃自分が抱えていた田舎への閉塞感を打開する策として、コミュニティづくり、地域活性に興味を持つ。 様々なご縁があり、2011年10月より 千葉県富津市金谷のまちおこしに取り組む。 シェアアトリエKANAYA BASEのリノベーション、 広報、イベント企画・運営など様々な活動を通じて、 金谷の活性化・持続可能なコミュニティづくりに日々試行錯誤しています。